2017//4/26撮
施設や給湯設備の劣化が目立つため、平成27年4月1日より休業していた「ゆうゆ」は平成28年夏から改修工事を始め、平成29年4月1日にリニューアルオープンした。指定管理者の一般社団法人おけと勝山温泉ゆぅゆが運営している。
◇基本データ
■置戸町常元1−5、入浴料:大人500円、営業時間:10時30分~22時(最終受付21時)
コインロッカー(100円返却式)あり。
◇温泉分析書(脱衣所掲示)
平成21年3月2日に作成した温泉分析書(北海道立衛生研究所)。泉温:53.9℃(気温:-4℃)、湧出量:※ℓ/分(動力揚湯)、pH値:8.0、溶存物質:1.839g/kg、成分総計:1.840g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(弱アルカリ性低張性高温泉)(旧泉質名:含芒硝-食塩泉)
◇温泉成分に影響を与える項目
タイル張りの広々した浴室に、大浴槽(高温湯)・小浴槽(低温湯)・寝湯・サウナ・水風呂・シャワー付きカラン12台・立ちシャワー1台配置。シャンプー・ボディソープ完備。
2017/4/26、17時10分~30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで受け流し)。
2017/4/26、17時10分~30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで受け流し)。
・小浴槽(低温湯)
ほとんど無色透明の湯。注湯量は約20ℓ/分。知覚的には、微弱硫化水素臭・微弱塩味。溢れた湯は側溝にオーバーフローしている。40℃を切ったややぬるめの湯で、微妙にキシキシ感有り。
源泉掛け流し(地下水加水)で、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度39.8℃、pH8.2、ORP値は-3mvに収束した。
浴槽:温度39.2℃、pH8.4、ORP値は44mvに収束した。
湯口:温度39.8℃、pH8.2、ORP値は-3mvに収束した。
浴槽:温度39.2℃、pH8.4、ORP値は44mvに収束した。
・大浴槽(高温湯)
ほとんど無色透明の湯。注湯量は約30ℓ/分。知覚的には、微弱硫化水素臭・微弱塩味。溢れた湯は側溝にオーバーフローしている。43℃近いやや熱めの湯で、微妙にキシキシ感あり。
源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度46.4℃、pH8.1、ORP値は-27mvに収束した。
浴槽:温度42.8℃、pH8.2、ORP値は28mvに収束した。
湯口:温度46.4℃、pH8.1、ORP値は-27mvに収束した。
浴槽:温度42.8℃、pH8.2、ORP値は28mvに収束した。
・寝湯
ほとんど無色透明の湯。3人用の寝湯で気泡が湧いている。注湯量は約20ℓ/分。知覚的には、微弱硫化水素臭・微弱塩味。溢れた湯は側溝にオーバーフローしている。40℃を切ったややぬるめの湯。
源泉掛け流し(地下水加水)で、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度42.2℃、pH8.1、ORP値は27mvに収束した。
浴槽:温度39.7℃、pH8.7、ORP値は30mvに収束した。
湯口:温度42.2℃、pH8.1、ORP値は27mvに収束した。
浴槽:温度39.7℃、pH8.7、ORP値は30mvに収束した。
算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
いずれの浴槽も還元系に属し、温泉としての鮮度は良好である。
・大浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.2)×1000=454.6
AI(△)=454.6-223≒232
いずれの浴槽も還元系に属し、温泉としての鮮度は良好である。
・大浴槽AI(△)(エージングの進行度mv)
ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×8.2)×1000=454.6
AI(△)=454.6-223≒232