平成20年(2008)12月から菅野温泉3代目当主が病気により休業していたが(平成23年1月破産宣告)、平成24年(2012)7月に大樹町勝海電気の子会社鹿追ホットスプリングスが施設を買収。老朽化した温泉棟を解体し、新しくリニューアルして平成26年(2014)8月19日にオープンした。
・参考記事
然別峡菅野温泉「七福の湯 菅野温泉旅館」立寄り(平成18年5月再湯)
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然別峡菅野温泉「七福の湯 菅野温泉旅館」立寄り(平成18年5月再湯)
◇日帰り入浴情報
鹿追町字然別国有林145林班、入浴料650円、営業時間10時~18時(17時最終入館)、火曜休館
券売機で入浴券を購入。浴場はロビー奥にある。
◇温泉分析書(脱衣所掲示)
◎イナンクルアンノーの湯(源泉1号)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:52.3℃(気温:20℃)、湧出量:13ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.2、溶存物質:4.646g/kg、成分総計:4.759g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
◎イナンクルアンナーの湯(源泉4号、11号混合)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:48.5℃(気温:20℃)、湧出量:5ℓ/分(混合)、pH値:6.8、溶存物質:3.448g/kg、成分総計:3.815g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:52.3℃(気温:20℃)、湧出量:13ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.2、溶存物質:4.646g/kg、成分総計:4.759g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
◎イナンクルアンナーの湯(源泉4号、11号混合)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:48.5℃(気温:20℃)、湧出量:5ℓ/分(混合)、pH値:6.8、溶存物質:3.448g/kg、成分総計:3.815g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
◎春鹿呼の湯(源泉8号)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:44.9℃(気温:20℃)、湧出量:4ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.2、溶存物質:3.410g/kg、成分総計:3.491g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
◎秋鹿鳴の湯(源泉1号)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:52.3℃(気温:20℃)、湧出量:13ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.2、溶存物質:4.646g/kg、成分総計:4.759g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:44.9℃(気温:20℃)、湧出量:4ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.2、溶存物質:3.410g/kg、成分総計:3.491g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
◎秋鹿鳴の湯(源泉1号)
平成25年10月7日に作成した温泉分析書(第一岸本臨床検査センター苫小牧本社)。泉温:52.3℃(気温:20℃)、湧出量:13ℓ/分(自然湧出)、pH値:7.2、溶存物質:4.646g/kg、成分総計:4.759g/kg、泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(低張性中性高温泉)(旧泉質名:含重曹-食塩泉)
◇イナンクル浴場
[奇数日]男湯:ウヌカル(アイヌ語で“出会う”)を浴場、女湯:イナンクル(アイヌ語“幸せ”)浴場
[偶数日]男湯:イナンクル浴場、女湯:ウヌカル浴場
脱衣所には、ロッカーは置いていない。ロビーに貴重品ロッカー有。
[偶数日]男湯:イナンクル浴場、女湯:ウヌカル浴場
脱衣所には、ロッカーは置いていない。ロビーに貴重品ロッカー有。
◇内風呂
敷石床の浴室に、イナンクルアンナーの湯、イナンクルアンノーの湯を配置。シャワー付きカラン9台(6台+3台)、上がり湯、シャンプー・ボディソープ完備。カラン、上がり湯は真湯で塩素系薬剤使用。
・イナンクルアンナーの湯
イナンクルアンナー(アイヌ語で“幸せになろうね”)の湯は、浴室手前側にある。淡緑褐色の微濁の湯。源泉4号と源泉11号の混合で使用。小さい湯孔の湯口から40.1℃(8/28計測時以下略)、pH6.7の源泉が約5ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、ほとんど無臭、微弱塩味。
湯船の中ほどで、湯温35.7℃、pH7.3を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。滑らかな肌障りの浴感で、ぬるめの湯なので長湯に向く。
湯船の中ほどで、湯温35.7℃、pH7.3を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。滑らかな肌障りの浴感で、ぬるめの湯なので長湯に向く。
・イナンクルアンノーの湯
イナンクルアンノー(アイヌ語で“幸せになろうぜ”)の湯は、浴室奥側にある。淡緑褐色の微濁の湯。源泉1号使用。湯口から50.1℃、pH7.1の源泉が約10ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、微弱金気炭酸臭、微弱金気炭酸塩味。
湯船の中ほどで、湯温41.9℃、pH7.6を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。丁度良い湯加減である。初めはつるすべ感が強いが、しばらくするときしきし感と拮抗する。
湯船の中ほどで、湯温41.9℃、pH7.6を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。丁度良い湯加減である。初めはつるすべ感が強いが、しばらくするときしきし感と拮抗する。
◇露天風呂
向かって左側。笹濁り色微濁の湯。イナンクルアンノーと同じ源泉1号を使用。湯口から49.8℃、pH7.1の源泉が約5ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には微弱金気炭酸臭、微弱金気炭酸塩味。
湯船の中ほどで、湯温40.4℃、pH7.4を計測。溢れた湯は湯縁からオバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。滑らかな肌触りの浴感。
・春鹿呼の湯
向かって右側。笹濁り色微濁の湯。湯口から47.9℃、pH6.7の源泉が約5ℓ/分ほど注いでいる。源泉8号使用。知覚的には秋鹿鳴の湯に準ずる。
湯船の中ほどで、湯温40.3℃、pH7.2を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。滑らかな肌触りの湯。
湯船の中ほどで、湯温40.3℃、pH7.2を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。源泉100%掛け流しと査定。滑らかな肌触りの湯。
◇ORP計測
2014/8/28、15時40分~16時30分、浴室内でORP計測(湯口はミニボトルで受け流し)、源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
イナンクルアンナーの湯のORP値は、湯口が79mv、浴槽が86mvに収束した。
イナンクルアンノーの湯のORP値は、湯口が-48mv、浴槽が45mvに収束した。
秋鹿鳴の湯のORP値は、湯口が-8mv、浴槽が41mvに収束した。
春鹿鳴の湯のORP値は、湯口が2mv、浴槽が35mvに収束した。