温泉の名前となった先生の民家だが、北見に移転したらしく現在は無人となっている。鹿進入防止のため、フェンスが張られている。
創造の森事業の一環として建てられた東屋。手前に昭和35年頃に掘削した源泉井のヒューム管が草むらの中に見える。
営林署職員保養所「翠山荘」の温泉として利用され、その後、「福田温泉」湯小屋に利用されてきた。
ビニールシートで覆われた蓑虫のような外観の岩風呂。こちらの岩風呂は昔からあった自然湧出泉である。
岩風呂の出口で計測してみると、湯音36.4℃、pH9.1、ORP値は8mv(8月30日計測)。
敷地の傍らにシケレベツ川が流れ、小滝からの落水が白泡を派生している。湯浴みの御仁の話によると、地元情報誌に掲載された洗剤流出現場はこの小滝らしく、かなり大袈裟に書かれてしまったのが真相のようだ。保健所は浄化槽の設置を要望したそうだが、無理な相談でやむなく湯小屋は解体となった。