帯広緑ケ丘公園にほど近い温泉付ビジネスホテル。もともとサウナ・家族風呂の「みどりヶ丘サウナ」として営業していたが、昭和60年(1985)4月、深度1506m掘削(地質研コード242-021、ストレーナー深度1286m~1506m)して温泉が湧出し、同年12月に温泉サウナにリニューアル。翌昭和61年(1986)3月、ビジネスホテルを併設して現在に至る。
●参考資料
「北海道地熱温泉ボーリングデータ集~1990」(北海道立地下資源調査所)
「十勝平野中央部地域地質図及び説明書」(北海道立地下資源調査所監修)
●参考資料
「北海道地熱温泉ボーリングデータ集~1990」(北海道立地下資源調査所)
「十勝平野中央部地域地質図及び説明書」(北海道立地下資源調査所監修)
◇日帰り入浴情報
受付で湯銭を払って、ロッカーキー・タオル・バスタオルを受け取る。休憩所にガウン・ショートパンツが置いてある。脱衣所に監視カメラ設置。
◇温泉分析書(脱衣所掲示)
平成21年4月27日に作成した温泉分析書(螢┘灰縫ス)。泉温:42.9℃(平成21年3月26日、気温:3℃)、湧出量:186ℓ/分(動力揚湯)、pH値:9.4、溶存物質:0.498g/kg、成分総計:0.498g/kg、泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)(旧泉質名:単純温泉)、腐植質:2.0mg/kg
◇温泉成分に影響を与える項目
・大浴槽、バイブラは入浴に適した温度に保つため加温している。
・高周波(ジェットバス)は適温にするために加水している。
・高周波(ジェットバス)は適温にするために加水している。
◇内風呂(男湯)
タイル張りの浴室に、主浴槽、バイブラ、ジェットバス、水風呂、高温サウナ、スチームサウナ、ボディシャワー(現在使用不可)を配置。シャワー付カラン32台、シャンプー・ボディソープ・石鹸完備。別料金のアカスリエステコーナーもある。
・バイブラ
ウーロン茶色半透明の湯船にバイブラマットから気泡が湧いている。側壁の湯口から44.0℃(4/30計測時以下略)、pH9.1の源泉が約10ℓ/分ほど注いでいる。泡立つ浴槽内でモール臭が漂う。
湯船の中ほどで湯温40.2℃、pH8.9を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。(加温)源泉100%掛け流しと追認。モール系のぬるぬるした浴感はまるで水掻きが出来たような錯覚を覚える。
湯船の中ほどで湯温40.2℃、pH8.9を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。(加温)源泉100%掛け流しと追認。モール系のぬるぬるした浴感はまるで水掻きが出来たような錯覚を覚える。
・主浴槽
ウーロン茶色ほとんど透明の湯。湯口から44.1℃、pH9.1の湯が約20ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、モール臭・タマゴ臭、微弱重曹・タマゴ味。
湯船の中ほどで、湯温41.1℃、pH9.1を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。(加温)源泉100%掛け流しと追認。1分経過すると、肌にうっすらと泡付を確認できる。
・ジェットバス
ウーロン茶色透明の湯。側壁から渦流湯(2人用)が吐出している。側壁に渦流湯用の吸込み戻り口1箇所確認。側壁の湯口から35度前後、pH8.9の加水した源泉が約5ℓ/分ほど注いでいる。
湯船の中ほどで湯温34.6℃、pH8.8を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。(加水)掛け流し&渦流湯構造的循環方式と査定。
湯船の中ほどで湯温34.6℃、pH8.8を計測。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。(加水)掛け流し&渦流湯構造的循環方式と査定。