1階は受付・レストコーナー、地階は温泉大浴場、2階はファミリーバス、3階から5階は賃貸マンションになっている。入居者は無料で大浴場を利用できる。昭和58年(1983)9月に深度1,300m掘削してモール系の温泉が湧出し、昭和61年(1986)11月27日、「たぬきの里」がオープン。
・参考記事
【帯広市】たぬきの里温泉「たぬきの里 温泉大浴場」立寄り (平成23年3月再湯) (平成27年9月ORP計測追記)
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【帯広市】たぬきの里温泉「たぬきの里 温泉大浴場」立寄り (平成23年3月再湯) (平成27年9月ORP計測追記)
◇基本データ
■帯広市西5条南15丁目11、家族風呂入浴料:一人1時間600円、営業時間:12時~24時、定休日:無休
平成16年10月13日に作成した温泉分析書(北海道薬剤師会公衆衛生検査センター)。泉温:(浴槽)42.7℃(平成16年9月22日、気温:16.4℃)、湧出量:500ℓ/分(聴取、自噴)、pH値:8.8、成分総計:0.405g/kg、泉質:アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
泉温は湧出口でなくて大浴場で計測している。昭和59年2月9日の北海道立衛生研究所の泉温は43℃。昭和59年の知覚的試験では微弱硫化水素臭となっている。
泉温は湧出口でなくて大浴場で計測している。昭和59年2月9日の北海道立衛生研究所の泉温は43℃。昭和59年の知覚的試験では微弱硫化水素臭となっている。
◇温泉成分に影響を与える項目
・特に掲示はないが4項目該当なし。源泉掛け流し。
上階に上がってみると、廊下を挟んで「子たぬき」の部屋が12室(4と9の数字は欠番)と一番奥のほうに「大たぬき」の部屋が一室(現在、使用不可)。「子たぬき」の部屋の細部は多少異なるものの基本的に似たような構造。
浴室の戸を開けると、一瞬モール臭が鼻腔をくすぐる。浴室は一般家庭の浴室より心持ち広い。洗い場にはシャワー付カランが1台、シャンプー類は置いていないので各自用意。
ウーロン茶色半透明の湯。注湯量は約30ℓ/分。知覚的には微弱たまご・モール臭、微弱タマゴ・重曹味。溢れた湯は湯縁からオーバーフローしている。
微細な泡が表面に流れ、体に泡が纏わりつく。モール系のぬるぬるした浴感あり。
2016/6/21、16時10分~20分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採取)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
湯口:温度43.8℃、pH9.0、ORP値は-222mvに収束した。
浴槽:温度43.2℃、pH9.0、ORP値は-171mvに収束した。
湯口:温度43.8℃、pH9.0、ORP値は-222mvに収束した。
浴槽:温度43.2℃、pH9.0、ORP値は-171mvに収束した。