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Channel: 北海道・源泉マニアの突撃入湯レポ
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吹上温泉「保養センター白銀荘」立寄り(平成26年9月再湯)後篇

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 手前から、ぽかぽかの湯、活力の湯、くつろぎの湯、のんびりの湯と続く。東屋を配している。
・ぽかぽかの湯
ぽかぽかの湯、クリックでオリジナルサイズ湯口、クリックでオリジナルサイズ

 岩で囲まれた無色透明の湯。金気成分の影響で湯に浸かった岩は茶褐色に変色している。入湯時期は泉源1使用。湯口から46.1℃、pH3.0の源泉が約40ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、弱酸味、微弱金気臭。
 湯船の中ほどで、湯温44.1℃、pH3.0を計測。溢れた湯は湯縁湯口より排湯している。源泉100%かけ流しと追認。熱めの湯で、弱めながらキシキシ感も体感できる。
・活力の湯
活力の湯、クリックでオリジナルサイズ湯口、クリックでオリジナルサイズ
 岩で囲まれた無色透明の湯。入湯時期は泉源1使用。湯口から46.1℃、pH3.0の源泉が約30ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、ぽかぽかの湯に準ずる。
 湯船の中ほどで、湯温43.9℃、pH3.0を計測。溢れた湯は湯縁湯口より排湯している。源泉100%かけ流しと追認。ぽかぽかの湯よりはいくらか湯温が低い。
・東屋
くつろぎの湯、クリックでオリジナルサイズ

 東屋付近のくつろぎの湯より山並みを展望する。
・のんびりの湯
のんびりの湯、クリックでオリジナルサイズ湯口、クリックでオリジナルサイズ

 岩で囲まれた無色透明の湯。入湯時期は泉源1使用。湯口台から45.7℃、pH3.0の源泉が約30ℓ/分ほど注いでいる。知覚的には、ぽかぽかの湯に準ずる。
 湯船の中ほどで、湯温40.9℃、pH3.0を計測。溢れた湯はくつろぎの湯に流れていく。源泉100%かけ流しと追認。丁度よい湯加減である。
・くつろぎの湯
くつろぎの湯、クリックでオリジナルサイズ

 岩で囲まれた無色透明の湯。入湯時期は泉源1使用。のんびりの湯と湯繋がりになっている。
 湯船の中ほどで、湯温40.8℃、pH3.0を計測。溢れた湯は湯縁排湯口より排湯している。源泉100%かけ流しと追認。丁度よい湯加減で、くつろぎ易い。
・ORP計測
 2014/9/24、13時45分~14時30分、浴槽内でORP計測(湯口はミニボトルで採取)。源泉100%掛け流しで、塩素系薬剤未使用。
くつろぎの湯湯口ORP計測、クリックでオリジナルサイズくつろぎの湯ORP計測、クリックでオリジナルサイズ

 くつろぎの湯のORP値は、湯口が473mv、浴槽が472mvに収束した。
活力の湯湯口ORP計測、クリックでオリジナルサイズ活力の湯ORP計測、クリックでオリジナルサイズ
 活力の湯のORP値は、湯口が470mv、浴槽が471mvに収束した。

のんびりの湯湯口ORP計測、クリックでオリジナルサイズのんびりの湯ORP計測、クリックでオリジナルサイズくつろぎの湯ORP計測、クリックでオリジナルサイズ

 のんびりの湯のORP値は、湯口が486mv、浴槽が475mv、くつろぎの湯が481mvに収束した。

電位−pH図、クリックでオリジナルサイズ
↑クリックで拡大
 算式を利用して標準水素電極基準に変換してから電位-pH図を作成。Ehは図表の通り。
・ぽかぽかの湯AI(△)(エージングの進行度mv)
 ORPeq(平衡値mv)=(0.84-0.047×3.0)×1000=699
 AI(△)=699-665=34
 いずれも平衡系に接近しているが、かろうじて還元系に収まっている。貯湯槽から湯口までの距離が内風呂よりも短いせいなのか原因は不明。

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